
東証グロース市場改革によりIPOの大型化が進む一方、上場までの期間は長期化しています。グロースエクイティやクロスオーバー投資家からの調達、セカンダリーを活用した既存株主・従業員へのエグジット対応など、資本政策の選択肢は多様化しました。
しかし今、スタートアップに問われているのは単なる調達やエグジット対応ではありません。「従来のエクイティストーリーを超えて企業価値を高め、IPO後も持続的な成長を実現できるか」という、より本質的な問いです。
上場準備期や上場後には実行が難しい大胆な戦略投資を、非上場の段階でいかに実現するか。AI ネイティブな新規事業立ち上げなどのオーガニック成長に加え、他企業の買収によるインオーガニッ ク成長が重要な選択肢として浮上しています。
スタートアップが「買い手」となるM&Aは、すでに国内でも次々と実例が蓄積されつつあります。しかし、限られた経営リソースの中でのデューデリジェンス、バリュエーション交渉、PMIの実行など、大企業とは異なる難しさが存在します。
本イベントでは、実際にM&Aを実行した創業者をお招きし、オフレコ形式でM&Aの実態、スタートアップが買い手であるからこその難しさ、そして今後の展望について議論します。
開催概要
日時:2026年5月26日(火)17:30-21:00(開場 17:00)
場所:FINOLAB(Google Map)
主催:株式会社スマートラウンド
参加費:無料
参加者:起業家、CFOなどのスタートアップ役職員、VC、事業会社の投資・M&A担当など
想定人数:約80名
形式:現地参加のみ
※オンライン配信の予定はありません
※セカンダリー事業者、M&A仲介会社、ファイナンシャルアドバイザーなどのご参加はご遠慮ください。
タイムスケジュール
17:30-17:40 イントロダクション
17:40-18:00 解説「エグジット環境の変化と新時代の資本政策」(加納氏)
18:00-19:00 パネルディスカッション(西和田氏・橘氏・加納氏)
19:00-19:25 Q&A
19:25-19:30 クロージング
19:30-21:00 現地懇親会
※内容は変更になる可能性がございます
講義紹介
・東証グロース市場改革後のエグジット環境の変化
・IPO大型化・長期化時代における資本政策の再設計の必要性
・ミドルレイター期のオーガニック・インオーガニック戦略の重要性
上記トピックにご興味のある方は奮ってご参加ください。
登壇者紹介
○橘 大地氏
株式会社PeopleX 代表取締役CEO
2010年東京大学法科大学院修了。弁護士資格取得後、株式会社サイバーエージェント、GVA法律事務所にて、弁護士として企業法務活動に従事。2015年に弁護士ドットコム株式会社に入社し、クラウド契約サービス「クラウドサイン」の事業責任者に就任。2018年4月より同社執行役員に就任、2019年6月より取締役に就任。クラウド型電子署名サービス協議会を創設し代表理事に就任。
2024年4月株式会社PeopleXを創業。対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」やエンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」等を開発、運営。2025年4月より「AIによる採⽤⾯接・⼈事評価サービス協議会」(AIAC)を創設し、代表理事に就任。
○西和田 浩平氏
アスエネ株式会社 Founder 代表取締役CEO
慶應義塾大学卒業後、三井物産にて日・欧・中南米の再エネ分野の新規事業投資・M&Aを担当。ブラジル駐在時の分散型電源企業への出向やPMI、メキシコでの太陽光入札、国内太陽光ファンド組成等を経験。
2019年にアスエネ株式会社を創業。「次世代によりよい世界を。」をミッションに、CO2排出量見える化クラウド「アスエネ」、サプライチェーンマネジメントクラウド「アスエネサプライチェーン」、第三者保証「アスエネヴェリタス」、SBIホールディングスとの合弁による排出権取引所「Carbon EX」など脱炭素・ESGのワンストップソリューションを展開。6件のM&Aを実行し累計資金調達額は115億円。日・米・シンガポール・タイ・欧州・フィリピンに拠点を展開。
TIME誌「World’s Top GreenTech Companies 2025」TOP100、経産省「J-Startup」選出、2026 Forbes Japan起業家ランキング5位など受賞多数。Carbon EX代表兼会長、ASUENE USA/APAC CEO、東京大学大学院 共同研究員、慶應義塾大学 Keio STAR 客員研究員を兼任。
○加納 拓也氏
株式会社スマートラウンド戦略事業準備会社 代表取締役社長
一橋大学法学部卒。2009年にシンプレクスに入社し、エンジニアとして大手金融機関向けシステム導入を手掛ける。2014年からリクルートにてID・ポイント事業のプロジェクト推進に従事。FOLIOでのロボアドバイザーの企画開発、MUFGグループのJapan Digital Designでの新規事業開発などを経て、2022年にスマートラウンドに参画。プロダクト責任者や一般社団法人スタートアップ協会事務局長等を経て、現在はセカンダリー事業の立ち上げを担う。