一橋大学に新たに誕生した「ソーシャル・データサイエンス学部・研究科」は、統計学、情報・AIなどのデータサイエンスに加え社会科学も体系的に学びながら「産業界でビジネスイノベーションや社会課題解決を実現できる人材」の育成を目指し、産学官連携を推進しています。この活動拠点として今年4月にFINOLABに入居し、「データを利用した社会課題解決」を多くの皆様と共有する場として連続セミナーをスタートしました。第2回目となる今回のテーマは「Green Financeの現状と今後の発展」です。それぞれの分野における専門家にご参加いただいて議論する機会を設けますので、是非ご参加ください。


◆日時  :2024年12月3日(火) 18:30~20:30(開場 18:15)
◆会場  :FINOLAB イベントスペース
      東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F
       ※大手町ビルは東西に長いビルで入口は東端、東京駅側にあります。
◆参加費用:会場参加 ¥1,000(税込) ※懇親会費用を含む 
◆主催  :一橋大学 ソーシャルデータサイエンス学部・学科
◆共催  :FINOLAB


◆アジェンダ:      総合司会 佐野 仁美氏(一橋大学SDS)
18:30~18:35  オープニング・登壇者紹介
18:35~19:00  講演:「Green Financeの現状と今後の発展」
             高田 英樹氏(GX推進機構(脱炭素成長型経済構造移行推進機構))
19:00~19:40  パネルディスカッション
             パネリスト :高田 英樹氏(同上)
                    清水 季子氏(EmEco)
                    七丈 直弘教授(一橋大学SDS)
             モデレーター:柴田誠(FINOLAB)       
19:40~20:30  懇親会

   

◆登壇者プロフィール(登壇順、敬称略)

高田 英樹 (Hideki Takada)
GX推進機構(脱炭素成長型経済構造移行推進機構)理事

1995年大蔵省(現財務省)入省。以後、主計局、主税局、大臣官房等、多様な政策分野を歴任。1997~99年、英国留学。2003~06年、英国財務省に出向し、英国の金融行政や予算編成に携わる。2009年、新設された、内閣官房国家戦略室の最初のスタッフに抜擢。2012~15年、大臣官房文書課法令審査室長・調査室長・広報室長。
2015~18年、パリ・OECD(経済協力開発機構)に出向し、グリーン・ファイナンス(環境金融)を担当。帰国後、日本の官民のグリーン・ファイナンス関係者の連携、海外関係者との協働に向けたプラットフォームとして、Green Finance Network Japanを発足。本業の傍ら、私的にグリーン・ファイナンスに関する活動を続けている。
2021年3月、新設された内閣官房気候変動対策推進室の総括参事官として、同室の立上げや官邸における有識者会議の運営を担う。2021年7月、財務省に戻り、主計局主計官(総務省・地方財政担当)に就任。2022年1月、金融庁総合政策局総合政策課長に就任し、サステナブル・ファイナンスの推進を含む、金融庁の諸政策の企画・調整を担当。
2024年6月、新設されたGX推進機構に出向し、理事(財務・サステナビリティ推進担当)に就任。
東京大学法学部卒、ケンブリッジ大学法律学修士、ロンドン大学(インペリアル・カレッジ・ロンドン)経営学修士

  

清水 季子 (Tokiko Shimizu)
株式会社EmEco代表取締役社長
豊田自動織機社外取締役

1987年日本銀行入行。金融市場局や国際局等を経て、いずれも日本銀行の女性では初となる支店長(高松支店、2010年)、審議役(2014年、国際局)、欧州統括役(ロンドン事務所長、2016年)および名古屋支店長(2018年)を歴任。2020年に日本銀行初の女性理事(国際関係統括)に就任し、G7やG20等の国際会議に日本銀行代表として参加。2023年「The world’s 100 Most Powerful Women」に選出。2024年5月に理事任期満了退任後、同年6月に株式会社豊田自動織機取締役、同年8月に人的資本強化を目的とした株式会社EmEcoを起業し現職。東京大学工学部卒業(1987年)。米スタンフォード大学国際政治経済学修士号取得(1994年)。

  

七丈 直弘 氏(Naohiro Shichijo)
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科 教授
一橋大学評議員

1999年に東京大学大学院工学系研究科システム量子工学博士課程修了。博士(工学)取得。東京大学大学院情報学環助手、准教授を経て、2010年、早稲田大学高等研究所准教授。2012年から2016年まで、文部科学省科学技術・学術政策研究所上席研究官。2016年に東京工科大学教授に転任し、IRセンター長とアントレプレナー専攻長を兼任。2020年、一橋大学大学院経営管理研究科教授、2023年よりソーシャル・データサイエンス学部および大学院ソーシャル・データサイエンス研究科教授。
研究分野は科学技術・イノベーション政策、特にエビデンスに基づく科学技術政策に関して研究および実践を行っている。

  

  

◆総合司会プロフィール:

佐野 仁美 (Hitomi Sano)
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師


お茶の水女子大学理学部情報科学科卒業、同年に日本銀行入行、システム基盤の企画開発業務に携わる。中央青山監査法人(システム監査技術者)、お茶の水女子大学理学部非常勤講師、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構および同大学院工学系研究科特任研究員、政策研究大学院大学特任フェローを経て、2023年8月に一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科特任助教、2024年4月より現職。一般社団法人人工知能学会所属、同学会金融情報学研究会幹事。専門はデータ工学。博士(理学)。

  

  

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