
ESG経営が企業戦略の中心となる今、取締役会の構成は企業価値向上において極めて重要な要素となっています。取締役会の構成は最適なバランスが大切であり、特に企業の戦略的意思決定に大きく貢献する社外取締役の役割や経営経験を持つ取締役の貢献が求められます。取締役会がどのように多様な視点や専門性を取り入れるかによって、企業はESGリスクや機会を適切に評価・対応し、持続可能な成長を実現できるのです。
さらに、取締役会のガバナンス体制における「監督と執行のバランス」も企業価値を左右する重要な要素です。会社法上の3つの機関設計である「指名委員会等設置会社」「監査役設置会社」「監査等委員会設置会社」の違いを理解し、監督と執行のバランスを見極めることは、最適なガバナンス体制を選ぶ上での鍵となります。どの機関が自社の企業価値向上に最適かを見極めることは、経営層が取るべき具体的なアクションを導き出すために重要です。
本イベントでは、取締役会の構成がどのように企業価値に影響を与えるのか、そしてどのようなガバナンス体制が企業の成長を加速させるのかをデータに基づいて探ります。
セミナーコンテンツ
「データが示す最適なボード構成とは?」—企業価値を左右する取締役会の条件
・ 取締役会の構成が企業価値向上に与える影響とは?
・ 社外取締役の役割や、経営経験を持つ取締役の最適なバランスとは?
「監督と執行のバランスが企業価値を左右する?」—監査役設置会社 vs 監査等委員会設置会社の実態
・ どの機関設計が企業価値向上に寄与するのか?
・ コーポレートガバナンスの観点から経営層が取るべきアクションとは?
こんな方にオススメ
サステナビリティ担当役員、IR担当部長など
※今回のイベントは、ESG経営、サステナビリティ経営に関わる各部門を統括する、上場企業の役員・部長クラスの皆様をメインとしたコンテンツとなります。
※大変恐れ入りますが、同業者や個人の方のご参加はお断りさせて頂く場合がございます。
※取材をご希望のメディア関係者の方はお問い合わせよりご連絡お願いします。
日時
2025年4月24日(木)16:00-17:30
開催場所
FINOLAB 4Fイベントスペース
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F(Google Map)
※4Fの受付までお越しください。2Fではございません。
※セミナーは17:10まで。終了後、17:30頃まで登壇者・参加者間でのネットワーキングタイムとなります。
※こちらのイベントは大手町会場での開催です。オンラインでの開催ではございません。
定員
最大30名程度
※応募者多数の場合は抽選となります。
登壇者紹介
山本 高嗣
株式会社QUICK ESG研究所 フェロー ESGコンサルタント
エネルギー会社に入社後、2016年からプライム上場のグローバル製造業にて、ESG推進・広報部長を歴任。企業におけるESG推進業務(ESG方針策定・推進組織の運営・統合報告書編集・投資家とのエンゲージメント)の実績を持つことが強み。2022年からQUICK ESG研究所にて、事業会社へのESGコンサルティング・統合報告書のアドバイスを担当。機関投資家や企業経営者との対談や講演多数。
前田 大地
サステナブル・ラボ株式会社 ESGコンサルタント
ITベンチャーにて、ESG経営の重要性を経営者に説き、2016年に非上場企業ながらサステナビリティ部署を立ち上げ、マテリアリティ特定〜サステナビリティレポート作成まで行う。その後、スタンダード市場上場企業での広報PR・IR・サステナビリティの経験を培い、サステナブル・ラボに参画。
主催者:サステナブル・ラボ株式会社
定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST」や非財務・サステナビリティデータ開示・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise」を開発・提供することで、ESG経営における各種課題を解決、効率化させる支援を行っています。また、非財務指標と財務指標の因果分析や相関分析等の支援も担当し、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータ集団として、データの視点から社会・環境貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。