近年、東証による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請や、SSBJによるサステナビリティ関連財務開示など、財務情報に関連した非財務情報の戦略的な開示要請が高まってきております。昨今では、財務と非財務のコネクティビティを可視化することで、ESGの取り組みが中長期の企業価値向上にどのように貢献しているかを統合報告書で開示する企業も増えてきました。

一方で、中長期視点で取り組むべきものとは理解していても、規制対応や開示に忙殺される日々の中…「本当にやらなければならないのか?」「そもそも、コネクティビティは本当にあるのか?」等、まだまだ疑問を感じている企業も多いと思います。

本セミナーでは「財務と非財務のコネクティビティ」をテーマに、ESG投資やエンゲージメント、サステナブル経営の推進を支援するQUICK ESG研究所と、非財務・財務データ分析支援を通じたデータドリブンなESG経営の推進を支援するサステナブル・ラボがパネルディスカッションを通じて、過去・現在・未来という時間軸で財務・非財務のコネクティビティの重要性について皆さまと理解を深めていきます。

◾️パネルディスカッション(予定)

  1. 【過去から現在】非財務情報の開示から、財務との非財務情報のコネクティビティへ
  2. 【現在】企業の取り組み:財務・非財務情報の可視化
  3. 【今後】非財務開示の行方

◾️こんな方にオススメ

  • 企業の経営企画・IR・サステナビリティ担当者
  • ポストSDGsのあり方や取組みに関心のある担当者
  • 非財務・財務のコネクティビティの可視化・より良い開示に関心のある方
  • ESG投融資関係者

*大変恐れ入りますが、同業者や個人の方のご参加はお断りさせて頂く場合がございます。

◾️概要

日時

12月11日(水)16:00-17:30(会場受付15:30より)

*セミナーは17:10まで。終了後、17:30頃まで登壇者・参加者間でのネットワーキングタイムを用意いたします。

*こちらのイベントは大手町会場での開催です。オンラインでの開催ではございません。

・開催形態

対面形式(オンライン配信はいたしません)

・開催場所

FINOLAB 4Fイベントスペース

東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F(Google Map
※4Fの受付までお越しください。2Fではございません。

・定員

最大30名程度

※応募者多数の場合は抽選となります。

◾️登壇者紹介

山本 高嗣

株式会社QUICK ESG研究所 フェロー ESGコンサルタント
エネルギー会社に入社後、2016年からプライム上場のグローバル製造業にて、ESG推進・広報部長を歴任。企業におけるESG推進業務(ESG方針策定・推進組織の運営・統合報告書編集・投資家とのエンゲージメント)の実績を持つことが強み。2022年からQUICK ESG研究所にて、事業会社へのESGコンサルティング・統合報告書のアドバイスを担当。機関投資家や企業経営者との対談や講演多数。

前田 大地

サステナブル・ラボ株式会社 ESGコンサルタント
ITベンチャーにて、ESG経営の重要性を経営者に説き、2016年に非上場企業ながらサステナビリティ部署を立ち上げ、マテリアリティ特定〜サステナビリティレポート作成まで行う。その後、スタンダード市場上場企業での広報PR・IR・サステナビリティの経験を培い、サステナブル・ラボに参画。

◾️主催者:サステナブル・ラボ株式会社

定性的に語られやすい企業の環境・社会貢献度をビッグデータとAIを用いて定量化する、国内最大級の非財務データプラットフォーム「TERRAST」非財務・ESGデータ開示・分析支援ツール「TERRAST for Enterprise」を開発・提供することで、ESG経営における各種課題を解決、効率化させる支援を行っています。また、非財務指標と財務指標の因果分析や相関分析等の支援も担当し、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータ集団として、データの視点から社会・環境貢献と経済をシームレスに接続することを目指しています。