※こちらのイベントは大手町会場での開催となります。オンラインでの開催はございません。

近年、企業の持続可能性や社会的責任に対する期待が高まるなか、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れた経営、またそれに紐づく戦略的な開示の取組みが増えて来ております。今年の夏以降続々と発表されている、各社の統合報告書にも、これまでのSDGs目標を踏まえた上で、ポストSDGsに向けた新たな方向性や、非財務的な価値の可視化に向けた取組みに関する事例も確認されています。

本イベントの前半では、長年にわたり企業のESG/SDGs経営に関するアドバイスを実施してきた千葉商科大学客員教授の笹谷氏より、企業開示に関する最新の動向を解説頂くと共に、先日、統合報告書を発行されたPHCホールディングスのIR・広報部の荒井氏より各種取組み内容について紹介頂きます。

後半では、非財務データプラットフォーム「TERRAST」を開発・提供するサステナブル・ラボより、同社が提供する非財務・財務分析支援を用いた企業様の開示例のご紹介を通じて、データドリブンなESG経営の推進、開示トレンドについてお伝えいたします。

■対象

・企業の経営企画・IR・サステナビリティ担当者

・ポストSDGsのあり方や取組みに関心のある担当者

・非財務・財務のコネクティビティの可視化・より良い開示に関心のある方

・ESG投融資関係者

*大変恐れ入りますが、同業者や個人の方のご参加はお断りさせて頂く場合がございます。

【イベント概要】

■日時

11月12日(火)13:00-14:30(会場受付12:30より)

*イベントは14時まで。終了後、登壇者・参加者間でのネットワーキングタイムも用意いたします。

*こちらのイベントは大手町会場での開催です。オンラインでの開催ではございません。

■開催形態

対面形式(オンライン配信はいたしません)

■開催場所

FINOLAB 4Fイベントスペース

東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F 

■定員

最大30名程度

※応募者多数の場合は抽選となります。

【登壇者略歴 (登壇順)】

笹谷秀光(ささや・ひでみつ)

千葉商科大学客員教授、博士(政策研究)、ESG/SDGs コンサルタント。日本光電工業株式会社社外取締役。日本経営倫理学会理事、グローバルビジネス学会理事、サステナビリティ日本フォーラム理事、日本パブリックリレーションズ学会理事、未来まちづくりフォーラム実行委員長。東京大学法学部卒業。農林省(現農林水産省)入省後、外務省出向。在米国日本大使館一等書記官、環境省大臣官房審議官、農林水産省大臣官房審議官等を経て、2008 年退官。同年株式会社伊藤園入社、取締役、常務執行役員を歴任。2020 年 4 月より千葉商科大学教授、2024年4月より現職。全国通訳案内士(仏語・ 英語)。『Q&A SDGs経営 増補改訂・最新版』(日本経済新聞出版社・2019・改訂2022)、『SDGs 見るだけノート』(監修・宝島社・2020)『3 ステップで学ぶ 自治体 SDGs』全 3 巻(ぎょうせい・2020)『競争 優位を実現するSDGs経営』(中央経済社、2023) など、SDGs関連著書多数。

荒井広子(あらい・ひろこ)

PHCホールディングス株式会社にて2019年より広報・ブランドマネジメントを担当。グローバルに展開する日本発のヘルスケア企業の広報として、統合報告書を含む国内外向けの対外発信物の制作や、事業子会社の対外発表活動を統括している。以前は電子部品メーカーのMarCommや大手テレビ局のアメリカ法人にて報道に従事した。

前田 大地(まえだ・だいち)

サステナブル・ラボ株式会社 ESGコンサルタント。非上場企業・ITベンチャーにて、ESG経営の重要性を経営者に説き、2016年に非上場企業ながらサステナビリティ部署を立ち上げ、マテリアリティ特定〜サステナビリティレポート作成まで行う。その後、スタンダード市場上場企業での広報PR・IR・サステナビリティを経験を培い、サステナブル・ラボに参画。

モデレーター:高橋浩太郎(たかはし・こうたろう)

サステナブル・ラボ株式会社COO。大手保険会社での代理店営業、ユーザベース(スピーダ事業)の国内セールスチーフ、東南アジア営業統括責任者(在シンガポール)を経て、英国Hult International Business SchoolにてMBA取得後、帰国し当社の初期メンバーとして参画。機関投資家・金融機関向けSaaS事業、またエンタープライズ向け分析事業の立ち上げを担い、現在は各事業の統括・推進を担当。国際コーチ連盟(ICF)のACC資格を保有し、ライフワークでは日英でのコーチングを提供している。