FINOLABでは、先端技術についての理解を深めるためのイベントを開催していますが、量子コンピュータの金融分野での利用についての第18弾セミナーを7月23日(火)にFINOLAB イベントスペースで開催します。
今回は、デロイトの寺部さんに量子コンピュータの最新動向を解説いただくとともに、アイルランドからQ2Bイベントで来日されるEqual1社のJason Lynch氏をお招きして同社が半導体チップ上で提供する「古典ー量子」ハイブリッドコンピューティングについて説明いただきます。
◆日時 2024年7月23日(火) 18:30-20:30 (18:15開場)
◆参加費用 1000円(含懇親会費用)
◆主催 FINOLAB
◆アジェンダ
18:30-19:00 寺部 雅能氏 (デロイト) – 日本語での講演
量子コンピュータの最新動向
19:00-19:30 Jason Lynch氏 (Equal1) – 英語での講演
Introducing UNITYQ – a Scalable Quantum Computing platform built on Silicon
19:30-19:45 質疑応答
19:45-20:30 懇親会
◆登壇者 (敬称略 登壇順)
寺部 雅能 (Masayoshi “Matt” Terabe)
量子技術統括
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
2007年、名古屋大学大学院工学研究科量子工学専攻を修了(修士)。超伝導集積回路を用いた超伝導量子ビットの読み出し器の研究を行う。学生時代からバックパッカーとして60か国以上を巡る。
2007年から株式会社デンソーでエンジニアとして車載コンピュータ、通信、自動運転システムの開発に携わる。2011年から2013年にはドイツ赴任しプロジェクトリーダーとして車載通信技術の標準化活動を推進した。その後、変革期にある自動車業界に新たな事業領域をもたらすべく2015年に同先端技術研究所に量子コンピュータの応用研究プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトリーダーを務め、工場やモビリティサービス分野での世界初実証や、論文出版、特許創出をリードした。
2020年より住友商事株式会社にて量子技術で社会を変革するというQuantum Transformation(QX)の概念を生み出し、QXプロジェクトを立ち上げリーダーを務めた。航空、金融、物流、エネルギー、医療など様々な分野の実証プロジェクトを推進する傍ら、グローバル量子スタートアップへの出資、国連総会のサミットなど様々な国際会議にも登壇。その傍ら、2021年から東北大学大学院情報科学研究科にて特任准教授(客員)を務め、量子産業の振興に取り組んだ。2023年には経済産業省の国家プロジェクトである「量子・AIハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」の採択審査委員長を務めた他、文部科学省の国家プロジェクトであるQ-Leapの量子人材育成プログラムQ-Questのプロデュースおよび講師を務めている。
2023年よりデロイトトーマツコンサルティングにて日本の量子技術統括として、量子技術のユースケース創出、ソフトウェア技術研究、エコシステム形成に取り組む。著書「量子コンピュータが変える未来」他。
Jason Lynch
CEO
Equal1
For more than 20 years, Jason has delivered high impact results in executive management.
Prior to Equal1, he held several executive management positions at Analog Devices, Hittite and Farren Technology.
In these roles, Jason built and managed large teams comprising sales, operation and finance and was responsible for significant revenue targets.
He also drove AI for predictive maintenance, made Internet of Things (IoT) a reality, using cutting-edge sensors and Artificial Intelligence (AI) to save factory-owners millions of dollars in unplanned downtime.
Jason received his B.S. in Electrical Engineering and M.S. in Microelectronic Engineering from the National University of Ireland, Cork and an MBA, summa cum laude from the Franklin W. Olin Graduate School of Business at Babson College.
Equal1 is a pioneering quantum computing company based in Ireland, known for its innovative approach to integrating quantum computing with classical computing on a single silicon chip. Founded as a spin-out from University College Dublin (UCD), the company is at the forefront of developing scalable, cost-effective quantum computing technology.
講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。 予めご了承ください。
※写真、動画について
本イベントでは写真、動画を撮影する予定でおり、メディアWebページ、Youtubeなどのネット上に掲載される場合がございます。本人の顔、声などがネット上に掲載されることに問題がある方は当日その旨を伝えていただければと思います。申し入れがない場合はネット上の掲載に承認をいただいたことにさせていただきます。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
※個人情報の取り扱いについて
登録情報はPeatix Japan株式会社の個人情報保護方針(プライバシー ポリシー) に則り管理されます。この登録情報はFINOLABを運営する株式会社FINOLABに第三者提供されます。株式会社FINOLABのプライバシーポリシーは こちら です。
※イベント情報のご案内
今回のイベントへの参加申込者に対して、今後FINOLABで行なわれるイベントや、FINOLABが主催するイベントに関する情報を登録したメールアドレスにお送りさせて頂く可能性がございます。申し入れがない場合はメールでの案内について承認をいただいたことにさせていただきます。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。