
生成AIの登場以降、AI技術を巡る状況は目まぐるしく変化し、自社プロダクトに取り入れる技術の見極めは一段と難しくなっています。一方で、多くのプロダクト開発チームは、アカデミアの技術動向まで調べる余裕がないという悩みを抱えているのではないでしょうか。
定期開催の本イベントは、AI技術の研究やプロダクトへの実装に携わる実務者をお招きし、「半年〜1年先のAI技術トレンド」をテーマにショートセッション形式でお届けするシリーズです。
第2回となる今回は、8月1日〜10月15日に開催された「MMU-RAG NeurIPS 2025コンペティション」に実際に参加された方をお招きし、アプローチ設計やモデル改善のリアルなプロセス、現場での学びを共有いただきます。
後半には懇親会もご用意。アカデミアと事業会社の参加者同士がざっくばらんに情報交換し、自分たちの研究やプロダクト開発へどう活かすかを具体的に描ける場を目指します。
【見どころ】
・DeepResearchを構成するSFT/DPOなど、最新技術要素を実務視点で解説
・NeurIPS 2025「MMU-RAG」コンペで実際に用いられたアプローチや工夫を共有
・学会コンペティションに参加する際のステップや、押さえておきたい基礎情報を整理して紹介
アカデミアと事業会社の実践者が集うこの機会に、最新AI技術のリアルな知見を持ち帰り、自社プロダクトでの次の一手を一緒に描きましょう。
【こんな方におすすめ】
・AI/機械学習エンジニアとして、最新の技術動向を効率的にキャッチアップしたい方
・学会コンペに興味はあるものの、最初の一歩をまだ踏み出せていない方
・実務でAIを利用されている方
【開催概要】
◆日時: 2025/12/23(火)18:30 〜 20:30
◆会場: 大手町ビル 4F FINOLABイベントスペース
東京都千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビル 4F
※東西に長いビルで受付は東端、東京駅側
◆参加費用:2,000円(税込み・懇親会費用含む)
◆開催形式:リアル開催
◆主催: 株式会社電通総研
【アジェンダ】
18:00 開場・受付開始
18:30-18:35 ご挨拶
18:35-18:45 NeurIPSコンペの概要と制度(Studio Ousia:山田)
18:45-19:05 NeurIPSコンペ電通総研チーム回答方法(東北大学言語AI研究センター)
19:05-19:15 NeurIPSコンペと一般的なコンペとの違い(電通総研:尾崎)
19:15-19:35 コンペにまつわる技術トレンドについて(パネルディスカッション)
19:35-20:30 懇親会
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。 予めご了承ください。
【登壇者】(登壇順)
■山田 育矢(Ikuya Yamada)
株式会社Studio Ousia チーフサイエンティスト
東北大学 特任教授(客員)
名古屋大学 客員教授
理化学研究所 客員研究員
経歴:
2007年にStudio Ousiaを共同創業し、自然言語処理・大規模言語モデルの技術開発に従事。
企業とアカデミアの双方に所属しながら、実用性の高い手法の研究開発を行っている。
2016年3月に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程を修了し、博士(学術)を取得。
国際コンペティションで5回の優勝を含む上位入賞多数。
「大規模言語モデル入門」、「大規模言語モデル入門Ⅱ」を監修・共著。
■尾崎 尚憲 (Hisanori Ozaki)
株式会社電通総研 事業開発室 Engineeringグループ
経歴:
電通総研に新卒入社後、金融領域のデータサイエンティストとして、要件整理→提案→顧客POC→改善に向けたフィードバックループ設計まで一気通貫で担当。
2025年から事業開発室として、プロダクトの品質と運用性を継続的に高める仕組みづくりを推進し、実データを起点に、将来学習のためのデータ設計・ログ基盤・評価指標を整備している。
また、KDDなどトップ国際会議に参加して学術界の動向調査も実施。得た知見をもとに技術選定方針を整理し、研究動向をプロダクトに導入するブリッジ役を担う。
【注意事項】
本イベントは現地参加のみとなります。オンライン配信・アーカイブ予定はございません。
お席に限りがございますため、お早めにお申し込みください。
欠席される場合は、お席が限られますのでお手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します










