新型コロナウイルス感染拡大に伴い

オンライン開催決定

 2019年7月、オンライン環境と施設の融合により新規事業の創出を加速するため、「未来への想いを、独り立ちさせる。」をミッションに株式会社FINOLABを設立しました。
 新たな取り組みの1つとして、Future Frontier Fes by FINOLAB(4F:フォー・エフ、以下4F)をスタートします。
 「4F」は、年に一度、金融イノベーションのステークホルダーが集まり、取り組むべき課題を話し、未来へのアクションを起こすための場です。従来型のカンファレンスではなく、イノベーションのステークホルダーがそれぞれの情報や体験を共有できる参加型のフェスティバルを目指してまいります。

イベント概要

日 時 :2020年3月23日(月)~25日(水) 17:30~19:30
主 催 :株式会社FINOLAB
共 催 :一般社団法人 金融革新同友会 FINOVATORS
内 容 :JFIA2020表彰式(受賞企業)、キーノートスピーチ、スピーチセッション、パネルディスカッション
言 語 :日本語・英語
参加費 :無料
URL  :https://finolab.tokyo/jp/events/4f/
参加方法:YouTubeライブによるオンライン配信

https://www.youtube.com/c/finolabchannel
ぜひ、配信時間にアクセスいただき、4Fへご参加ください

TIME TABLE

3月23日(月) | JFIA2020 & KEYNOTE DAY

17:3017:50柴田 誠
株式会社FINOLAB
Head of FINOLAB
オープニング
トーク
(英語)
17:5018:50Chris Skinner 氏
(クリス・スキナー)

Chair, The Financial Services Club Director, 11:FS
キーノート
スピーチ
(英語)
18:5019:30Japan Financial Innovation Award 2020
受賞企業
各カテゴリ優秀賞・大賞の発表 /
表彰式
(英語)

3月24日(火) | FINANCIAL DAY

17:3018:00副島 豊 氏
日本銀行
決済機構局審議役 FinTechセンター長

北條 真史 氏
日本銀行
決済機構局 Stellaプロジェクト
スピーチ
セッション
18:0018:20上原 大季 氏
株式会社東京証券取引所
スピーチ
セッション
18:2019:00福島 良典 氏
株式会社LayerX
代表取締役CEOおよび創業者
スピーチ
セッション
19:0019:30副島 豊 氏

福島 良典 氏

藤井 達人 氏
auフィナンシャルホールディングス株式会社
執行役員 最高デジタル責任者 兼 Fintech企画部長

柴田 誠
パネル
ディスカッション

3月25日(水) | FUTURE DAY

17:3018:00馬田 隆明 氏
東京大学
産学協創推進本部 FoundX および本郷テックガレージ ディレクター
スピーチ
セッション
18:0018:40湊 雄一郎 氏
MDR株式会社
代表取締役
スピーチ
セッション
18:4019:30西村 勇也 氏
特定非営利活動法人ミラツク
代表理事

瀧 俊雄 氏
株式会社マネーフォワード
取締役執行役員 Fintech研究所長
FINOVATORS
Founder

淺場 理早子 氏
株式会社アドタグ
代表取締役
パネル
ディスカッション

※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください

Head of FINOLAB 柴田 メッセージ

REBOOT(再起動)の意義と「4F」の内容につきまして

 みなさま、こんにちは。Head of FINOLABの柴田です。

 本来、金融分野におけるイノベーションを象徴するはずであった「FinTech」という言葉の認知度が最近急速に上がったものの、それだけでわかったような気になる一種の思考停止ワードとなりつつあるのも事実です。今回副題に掲げている「REBOOT=再起動」は、そうした状況を打破し、様々な挑戦を行おうとしている皆様に新たな出発点を見出していただきたいという願いをこめて、メインテーマとさせていただきました。

 当初は丸ビルホールでの大規模な開催を想定していましたが、最近のコロナウィルス感染拡大対策のため、 「4F」は3日間にわたってオンラインで開催させていただきます。イノベーションの重要性を提唱する我々としては、中止や延期ではなく、各種制約のなかで最善をつくすことこそが新しい挑戦につながると考えるに至りました。

 初日は、FinTech分野において世界的に有名なChris Skinnerさんをお招きし、技術進歩とともに金融の世界がいかに変化をとげているのか論じていただきます。また、この1年間に世に出た金融領域におけるイノベーティブな商品やサービス、ビジネスモデルや協業モデルを表彰する「Japan Financial Innovation Award( JFIA:ジャパン・フィナンシャル・イノベーション・アワード、以下JFIA)」によって、最新のベストプラクティスを認識していただき、それぞれの分野で「次の一手」を考える参考にしていただきます。

 2日目は、金融業務が技術進歩によってどのように変化をとげつつあるのかを、日本銀行の副島さんやLayerXの福島さんなどの有識者に議論いただき、決済や資金調達の未来をイメージすることによって、新しい金融の可能性を考える出発点としていただく予定です。

 3日目には、量子コンピュータといった先端技術やスタートアップにフォーカスし、金融の枠にとらわれることなく、未来の世界がどのような姿になるか考える機会としていただきたいと考えています。

 閉塞感のある日々が続きますが、「4F」への参加を通じて、将来につながるアクションを考える契機になれば幸いです。
 みなさまのオンラインでのご参加、心よりお待ち申し上げます。

登壇者

Chris Skinner(クリス・スキナー)氏
Chair, The Financial Services Club Director, 11:FS
https://chrisskinner.global/
クリス・スキナーは、The Financial Services ClubとNordic Finance Innovationという金融関係のネットワーキング組織を主宰している他、ブロックチェーンを中心にフィンテック関連のコンサルティングを行なっている11:FSの執行役員も務めている。また、The Finanser.comというブログで金融市場やフィンテックに関する論評を長年行っている他、”Digital Bank”、 ”ValueWeb”、 ”Digital Human”といったベストセラーを発表している。

副島 豊 氏
日本銀行
決済機構局審議役 FinTechセンター長
https://www.boj.or.jp/
1990年日本銀行入行。金融研究所、金融市場局、金融機構局、決済機構局、調査統計局、国際局、フランクフルト事務所長を歴任。金融市場や決済・金融システム、実体経済の調査やリスク解析に従事し、新しい分析手法の導入や日本銀行の代表的なレポート類の立ち上げにかかわる。函館・仙台支店長を経て、2018年4月より現職。京都大学およびUniversity of Washington卒。

北條 真史 氏
日本銀行
決済機構局 Stellaプロジェクト
https://www.boj.or.jp/
分散システム領域、特にP2Pネットワークや大規模分散処理系を専門とする研究者・エンジニア。東京工業大学にて修士課程を修了後、NTTデータ技術革新統括本部に所属し、直近ではDLT・ブロックチェーンの商用システムでの活用に向けた研究開発に3年間携わってきた。現在、日本銀行決済機構局でプロジェクト・ステラを中心にDLT技術関連の調査員として活動中。

上原 大季 氏
株式会社東京証券取引所
情報サービス部 調査役
https://www.jpx.co.jp/
株式売買制度全般の企画を担当後、現在は東京証券取引所及び大阪取引所の新たなデータサービスの企画を担当。昨年8月、証券データを活用した新サービス開発を支援するための「データサンドボックスプログラム」を立ち上げ。

福島 良典 氏
株式会社LayerX
代表取締役CEOおよび創業者
https://layerx.co.jp/ja/
東京大学大学院工学系研究科卒。大学時代の専攻はコンピュータサイエンス、機械学習。 2012年大学院在学中に株式会社Gunosyを創業、代表取締役に就任し、創業よりおよそ2年半で東証マザーズに上場。後に東証一部に市場変更。2018年にLayerXの代表取締役社長に就任。2012年度IPA未踏スーパークリエータ認定。2016年Forbes Asiaよりアジアを代表する「30歳未満」に選出。2017年言語処理学会で論文賞受賞(共著)。2019年6月、日本ブロックチェーン協会(JBA)理事に就任。

藤井 達人 氏
auフィナンシャルホールディングス株式会社
執行役員 最高デジタル責任者 兼 Fintech企画部長
https://www.au-financial.com/
IBMにてメガバンクの基幹系開発、インターネットバンキング黎明期のプロジェクト立上げ、金融機関向けコンサルティング業務に従事。その後、Microsoftを経て、三菱UFJフィナンシャル・グループのイノベーション事業に参画し、フィンテック導入のオープンイノベーションを担当。「Fintech Challenge 2015」「MUFG Digitalアクセラレータ」「銀行APIハッカソン」等の設立を主導。また、APIやブロックチェーン等の新規事業等の立上げも手がける。現在はKDDI/auにて、フィンテックを活用したデジタル金融サービスの創造に取り組んでいる。

馬田 隆明 氏
東京大学
産学協創推進本部 FoundX および本郷テックガレージ ディレクター
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html
University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトでの Visual Studio のプロダクトマネージャーを経て、テクニカルエバンジェリストとしてスタートアップ支援を行う。2016 年 6 月より現職。 スタートアップ向けのスライド、ブログなどの情報提供を行う。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』。

湊 雄一郎 氏
MDR株式会社
代表取締役
https://mdrft.com/
東京都生まれ。東京大学工学部卒業。
隈研吾建築都市設計事務所を経て、2008年にMDR株式会社設立。2017~19年内閣府ImPACT山本プロジェクトPM補佐を務める。研究分野・テーマはイジングモデルアプリケーション、量子ゲートモデルアプリケーション、各種ミドルウェアおよびクラウドシステム、超電導量子ビット。受賞歴は2008年環境省エコジャパンカップ・エコデザイン部門グランプリ、2015年総務省異能vation最終採択、MUFGデジタルアクセラレータ準グランプリなど。

西村 勇哉 氏
特定非営利活動法人ミラツク
代表理事
http://emerging-future.org/
1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2008年より開始したダイアログBARの活動を前身に、2011年にNPO法人ミラツクを設立。Emerging Future we already have(既に在る未来を実現する)をテーマに、起業家、企業、NPO、行政、大学など異なる立場の人たちが加わる、全国横断型のセクターを超えたソーシャルイノベーションプラットフォームの構築。未来潮流の探索、未来起点による大手企業の新規事業開発の支援に取り組む。

瀧 俊雄 氏
株式会社マネーフォワード
取締役執行役員 Fintech研究所長
https://corp.moneyforward.com/
2004年慶應義塾大学経済学部卒業後、野村證券株式会社へ入社し、野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究に従事。その後、留学派遣制度によりスタンフォード大学経営大学院(カリフォルニア)へ留学し、2011年にはMBAを取得。帰国後、2011年より野村ホールディングスCEOオフィスに所属。
2012年10月に株式会社マネーフォワード設立に参画し、取締役兼Fintech研究所長として経営全般を担当。また、経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」、金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」などに参加。FINOVATORS Founder 。
2018年6月電子決済等代行事業者協会 代表理事就任。
2016年には『FinTech入門』(日経BP社)を当社CEO辻との共著により出版。
TechCrunch、日経デジタルマーケティング、週刊金融財政事情、ニッキンFIT誌等多数寄稿。

淺場 理早子 氏
株式会社アドタグ
代表取締役
https://addtag.co.jp/
ICU卒、グロービスMBA、起業家、G1メンバー 情報経営イノベーション専門職大学/非常勤教員
横浜ゴムグループにて新規事業立ち上げに携わる。2005年からミクシィの求人サイト事業部長に就任。2009年パーティー用ドレスのレンタル事業会社を設立、2017年新規事業開発や事業に必要な人・資金調達などを支援する株式会社アドタグを設立。

柴田 誠
株式会社FINOLAB
Head of FINOLAB, Chief Community Officer
https://finolab.co.jp/jp/
株式会社FINOLABの設立とともに現職就任。東大経済学部卒、東京銀行入行、池袋支店、オックスフォード大学留学(開発経済学修士取得)、経理部、名古屋支店、企画部を経て1998年より一貫して金融IT関連調査に従事。2018年三菱UFJ銀行からMUFGのイノベーション推進を担うJDDに移り、オックスフォード大学の客員研究員として渡英。日本のフィンテックコミュニティ育成に黎明期より関与、FINOVATORS創設にも参加。

※ご登壇順

サポーター

※50音順

パートナー

※50音順